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自分を恨み傷つけようとする春時(はるとき)に疑問を抱く鈴(すず)。兄の過去に何があったのか? その答えを知ったとき、鈴は津軽(つがる)との別れを考えはじめる。兄の気持ちを知るため鈴は春時の心に触れようとする。だが、自分に近づいてくる鈴に対し春時の心は――!? そんな折、屋敷に見慣れぬ男が現れる。鈴に笑顔を見せるその男は、春時の知り合いだと言うが……。
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