ベルサイユのばら (1-14巻 最新刊)

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作品概要
1755年、この年ヨーロッパの3つの国で、やがてフランスのベルサイユで宿命的な出会いを持つことになる3人の人間が生まれる。 スウェーデンの上院議員の長男として生まれたハンス・アクセル・フォン・フェルゼン、フランスの将軍家の末娘として生まれたオスカル・フランソワ・ド・ジャルジュ、そして、オーストリア、ハプスブルグ家の皇女として生まれたマリー・アントワネット!!



作品レビュー(関連商品を含む)
平均評価
5 点 / レビュー数 3 件
「ベルばら」と聞いて、きらびやかなドレスやマリー・アントワネットの姿を思い浮かべる人も多いでしょう。けれどこの作品の本当の魅力は、絢爛な世界の裏にある“人間の心の深さ”にあります。 主人公・オスカルは、男として育てられた貴族の娘。軍服を着て、剣を取り、時には命を賭けて信念を貫く。そんな彼女が、民衆の怒りに揺れるフランスの中で何を見て、何を守ろうとしたのか。そして、どこへ向かって生きたのか。 彼女を陰で支え続けた幼なじみのアンドレとの関係は、「恋」よりもっと深く、「運命」と呼ぶにふさわしい絆。最初は気づかないまま、少しずつ近づき、すれ違いながらも、最後には“愛”という名の形を結ぶ。その過程は、読むたびに胸を締めつけられるほどの切なさと、美しさに満ちています。 今この作品を手に取ると、若い頃には見えなかった表情や台詞の奥にある“人間の弱さと強さ”に、何度も立ち止まってしまう。 そして「こんなに愛される物語だったんだ」と、改めて実感します。 ベルばらは、ただの歴史ロマンではありません。 時代を越え、世代を越えて、今も誰かの心に灯りをともす“生きた物語”です。 原作を知っている世代には、あの頃のときめきをもう一度。 初めて触れる方には、“心を動かす力”をぜひ味わってほしい。
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この「ベルサイユのばら」、「エースをねらえ!」と共に「週刊マーガレット」の2大看板となり、両作品とも少女漫画史上類を見ない売上数を記録して「ベストセラー」の代名詞となり、特にこの「ベルサイユのばら」は「歴史ものの少女漫画」の代名詞になって宝塚歌劇団の代表作となって、「サインはV」「アタックNo.1」「エースをねらえ!」の「3大スポ根少女漫画」と共に「4大少女漫画」と呼ばれるようになりましたね。主人公の「オスカル」と「アンドレ」が凶弾に斃れるシーンは「太陽にほえろ!」などの刑事ドラマにも大きな影響を与えましたね。初代新米刑事の「マカロニ」はあっさりとナイフで刺殺されましたが、「ジーパン」や「テキサス」や「ボン」は「オスカル」や「アンドレ」同様、凶弾に斃れましたね。その中でも、「テキサス」が殉職するシーンは僕にとって「サインはV」の「ジュン・サンダースが骨肉腫のために帰らぬ人となってしまうシーン」に負けず劣らず衝撃的でした。なぜなら、僕は「テキサスは絶対に死なない」と固く信じていましたから。そして、僕が大ファンでした山村美紗氏がまだ存命しておられるうちにこの「ベルサイユのばら」や「エースをねらえ!」みたいに「推理ものの少女漫画」が大ヒットして欲しかったです。
アニメからベルバラを知った世代ですが、オスカルの美しさと格好良さは色褪せることなく今でも大ファンです! 続きが発売され、よ、よくぞ、現代に蘇ってくれた名作! と叫ばずにはいられませんでした!女子なら絶対宝物になる傑作です!
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