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成績優秀で教師の信頼も厚い副生徒会長の葛生巧馬が自然と視線の先に探すもの―それは黒のコンバース。一年前の夏、倒れかけた巧馬を助けた人物、内水主税が履いていたものだ。近隣の高校からも恐れられる不良である主税とはそれまで全く接点が無かったが、その一度の接触以来、巧馬の心はコンバースとその持ち主である主税のことでいっぱいになっていた。そうして巧馬は結論づけた。これは、恋だと。
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