[ライトノベル]千年の独奏歌 (全1冊)

作品概要

「思い出した。この世界はもう、終わってしまったんだ――」 街外れの丘の途中で目覚めたレコは、全ての記憶を失っていた。 荒れ果てた大地。人が居ない世界。 失われた世界の片隅で、レコは「魔法」を使い、土地の記憶を再構築、かつてこの土地で生きていた人間たちの記憶を辿る。そうして唯一思い出したのは、「大切な人がいた」ということ。 荒廃した世界で、「大切な人」を探すレコの旅が始まる――。