緑の我が家 Home, Green Home

作品概要
ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作
その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。
どういうこともない書店街の一郭。一見見落としそうな路地の突き当りに緑の扉、ハイツ・グリーンホームはあった。
父親の再婚を機に、高校生の荒川浩志はひとり暮らしをすることになった。
ハイツ・グリーンホーム、九号室──それは、近隣でも有名な幽霊アパートだった。
引っ越した当日、からっぽのはずの郵便受けには、小さい丸い白いものがひとつ、入っていた。
プラプラした手触りの、人形の首だった――。
「出ていったほうがいいよ」
不愉快な隣人の言葉の真意は? 幽霊を信じない浩志ですら感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは?
小野不由美の家ホラーの原点とも言える本格ホラー&ミステリー小説。


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726 円税込