[ライトノベル]金をつなぐ 北鎌倉七福堂 (全1冊)

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出版社 集英社

版型 文庫判 版型とは

最新刊発売日 2023年03月16日

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作品概要

人も器も。
こわれて、なおして、強くなる。
北鎌倉、金継ぎ青春ダイアリー!

北鎌倉で和菓子職人をしながら日本茶カフェ「雪華紋」を営む花菱眞白。
10代のころから茶道や弓道に親しみつつ、和菓子修行にいそしんできた眞白は2年前、念願だった日本茶カフェを開いた。
彼女の店で供される和菓子の美しさ、美味しさもさることながら、その皿や茶わんも訪れる客の心をとらえていた。
眞白がこつこつと集めてきた器の数々には時折、金で継いだ跡がある。
実は、彼女の幼馴染の七堂夏樹が「金継師」で、割れてしまった皿や茶わんを漆で継いで修復し金を捲き、
もとの姿よりさらに美しく味わい深くする日本の伝統技術「金継ぎ」の若い職人なのだ。
彼の工房兼店舗兼住居である「七福堂」が「雪華紋」のすぐ裏なのもあって
(そして、夏樹が静かに金継ぎをする様子を見るのが好きで)眞白はしばしば彼のもとに通う。
「七福堂」には同じく幼馴染で神社の跡継ぎ(でありつつサーファー)の亀岡桜士郎もよく現れて……。

3人をとりまく様々な人々、そして生き方を探る不器用な彼ら自身の、
「修復」物語が「金継ぎ」を通して綴られる、北鎌倉青春ダイアリー!

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