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あの日ぼくは、ふみきりがあくのを待っていた。 丘の一本道を自転車をこぐ。 オオヒカゲチョウのはねをもう一度見たい。 その思いで自転車を走らせ、古い神社の木漏れ日の中、ぼくは、チョウの羽に地図を見て──。 あの夏の日のぼくの不思議な体験は、きっとこれから何度も思い出す。 著者の旭川での少年時代の体験を元に描かれた鮮やかな絵本。
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