山月記 [文庫版] (1巻 全巻)
作品概要
唐の時代、隴西の李徴はかつて郷里の秀才だった。しかし、片意地で自負心が強く、詩人として名を成そうとするも、うまく行かず、ついに挫折。そのまま行方知れずとなった。李徴が行方不明になって一年後、彼の唯一の友人といってもいい、袁サンが人喰い虎が出るという噂の道を進んでいると、突然草むらから飛び出した虎が、袁サンに飛びかかろうとする。しかし、何故かその虎は身をひるがえして、再び草むらに身を隠すのだった。『悟浄出世』『悟浄歎異』も同時収録
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607 円税込